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AI(artificial intelligence、人工知能)への取り組みが加速化している。自動車や家電分野で高度なAIの搭載が始まっているが、5日から8日まで米国ラスベガス市で開催された家電・IT見本市「CES」では業界や国を超えた連携や新規参入企業が明らかになり、今年以降は、AIが世界的に大きなビジネスになることが明らかになった。AI関連は中長期視野で注目する局面だろう。

自動車、家電で実用化近づく、自動運転のカギ握るゼンリンとNVIDIA
AIについてはすでに、ジョルダン(3710)が富士通(6702)の機械学習技術「Zinrai」を活用して経路検索アプリ「乗換案内」に「列車遅延予測機能」を搭載する実証実験を昨年行うなどすでに身近なところで利用が始まっているが、先に開催された「CES」ではトヨタ自動車(7203)がコンセプト車「TOYOTA Concept―愛i」を披露し話題を集めた。AIを活用して利用者の感情を認識してドライバーの感情や疲労度に合わせて車を制御するなどの機能を想定しており、AIがより、人間の思考に近い機能に進化していることが窺わせる。自動車の分野ではゼンリン(9474)が半導体の世界的企業であるNVIDAと日本向けHDマップ整備に対するAIの活用で共同研究することも発表された。ゼンリンのビッグデータとNVIDIAのAIテクノロジーを融合することで、現実世界で変化が起きた際にその変化点を簡単に検出できるなど、鮮度の高い地図を整備、自動運転に地図機能の高度化が不可欠となるなかで、今後の実用化が期待されている。
セブンドリーマーズ(東京)がAIを活用して洗濯物を自動で畳むロボット「ランド ロイド」を公開したが、これはパナソニック(6752)と大和ハウス工業(1925)が共同出資したセブン・ドリーマーズ・ランドロイドが開発したもので、市販化となれば大きな話題となりそうだ。

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