いよいよ政局の秋【話題のテーマと狙える銘柄】

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新総裁と選挙関連に注目

岸田首相の突然の総裁選不出馬表明を経て、9月に入ると12日告示・27日開票で自民党総裁選が実施され、野党第一党である立憲民主党の代表選も9月7日告示・23日投開票で実施される。与野党とも新代表が選出されれば、その先は国会での首相の選出を経て、衆議院の解散から総選挙が実施される可能性が高い。株式市場でも10月に向けて「政局の秋」が重要なキーワードとなることから、目先的には候補者たちに絡んで注目される銘柄が話題になりそうだ。

小泉進次郎と石破茂の人気は高いが・・・

自民党の総裁選については、多くの派閥が解散に追いやられた影響もあってか立候補者が乱立する異常状態になっている。それ故にどの候補者が本命かを予測するのは難しいが、不祥事で悪化した党のイメージを一新すべく、国民から人気の高い候補者が優位に立つと見られている。「首相になってほしい人」ランキングトップの常連は石破茂氏だが、今回の総裁選では菅元首相の支援から若手で小泉進次郎氏を本命視する向きが多い。石破氏の地元では鳥取銀行(8383)で、小泉進次郎氏の選挙区は横須賀市を含む神奈川11区であることから、神奈川県地盤の百貨店、さいか屋(8254)が早くも株価が急伸している。また、台風の目として注目されている前経済安全保障担当相の小林鷹之氏では「NTT法のあり方に関する提言」を甘利明前幹事長らとともに岸田文雄首相に申し入れた経緯からNTT(9432)になる。

解散総選挙の可能性が高い

自民党総裁選を経て新首相が選出されれば10月は解散総選挙の可能性が高い。選挙関連ではテレマーケティング大手のもしもしホットライン(4708)やドワンゴ(3715)、選挙機材でムサシ(7521)、出口調査業務などでパソナグループ(2168)があげられる。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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