AI関連を選別物色【話題のテーマと狙える銘柄】

目次

「エヌビディア」ダウ採用で更に注目へ

主要企業の第2四半期決算発表がピークを迎えた。マーケット全般に大きな影響を与える半導体を筆頭とするハイテク株はEVやスマホ向けを筆頭とする既存品が伸び悩む一方、AI向けの最先端分野に関しては引き続き高い伸びを見せている。そのような中でニューヨーク市場でもダウ平均株価を構成する30の銘柄について、8日から「インテル」に代わりAI向けで急成長する「エヌビディア」が採用された。今後、東京市場でもよりAI関連銘柄への選別物色が高まりそうだ。

AI向けの先端品をどこまで伸ばせるか?

半導体の主力企業ではアドバンテスト(6857)の第2四半期累計の連結営業利益が前年同期比2.7倍の948億5900万円と大幅な増益で着地した。AI関連の高性能半導体向け需要が大幅に拡大したためで、ディスコ(6146)も連結営業利益で同68.7%増の759億5200万円と大幅な増益を達成、AI向けの拡大が続いている。一方、レーザーテック(6920)は6月期の第1四半期決算は売上高で同22.3%減の367億3700万円で減収ながら営業利益では同54.9%増の159億2200万円と大幅な増益だったが、AI向けが拡大する一方でEV向けのパワー半導体向けが苦戦していた。今後は既存品の減少を食い止めつつAI向けの先端品をどこまで伸ばせるかに関心が集まりそうだ。

主力株以外では?

主力株以外ではSapeet(269A)が10月29日のグロース市場公開後に連日ストップ高を演じる人気を博している。AI身体分析技術を活かした接客DXソリューションが評価を高めている。直近公開では独自開発のAIシステム「SELL」を軸に、AIマーケティング、D2Cブランド事業を行うAiロボティクス(247A)なども公開後の株価は堅調な動きとなっており、独自技術を有するAI企業は引き続き注目されそうだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

購読会員限定コンテンツ

Pocket

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次