宇宙データセンターが動きだす【話題のテーマと狙える銘柄】

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AI普及の救世主

イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースX(SPCX.O)が12日にナスダック市場に上場した。初日は公開価格135ドルを約19%上回り160.95ドルで終了、一部の懸念を払拭し幸先良いスタートとなった。スペースXが進める中で注目したいのが次世代の宇宙ベースAIデータセンター「AI1」の計画だ。地球の軌道上で最大100万基のAIデータセンター衛星を展開することを目指しており、地上で問題が増えているデータセンター建設の救世主になる可能性がある。

地上での建設時の問題を解消

スペースXの設立当初は火星の植民地化を可能にするための宇宙輸送コストの削減は目的だったことから、「非現実的なビジネス」と批判されてきたが、現在では地上で困難なことを宇宙で実現するという人々の生活に密着したビジネスを行っている。その一つが「AI1」計画だ。AIデーターセンターは世界各国で建設計画が持ち上がっているがエネルギーコストや環境問題から建設予定地での住民の反対運動もあり予定通り進んでいないのが現実だ。「AI1」では大容量の太陽電池アレイと、Starlink V3の技術を応用した放熱板を組み合わせたシンプルな構造で宇宙空間で展開され、地上での建設時の問題を解消できるという。

個別では?

一方、日本では、NTT(9432)とスカパーJSAT(9412)が合弁会社「Space Compass」を通じて宇宙データセンタ事業を推進、マイクロソフトと連携し、軌道上コンピューティング環境で動作するソフトウェアを共同開発・実証し、NTT研究所がAI推論技術や非地上系ネットワーク技術を研究。宇宙ネットワークを活用したインフラ構築ではNEC(6701)、宇宙衛星のシステムインテグレーションなどで高い実績がある三菱電気(6503)なども注目されよう。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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