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2016年12月19日に東証マザーズへの新規上場を断念していたZMP(東京都文京区)の上場再申請期待が高まっている。自動運転技術を開発するZMPの上場延期時には関連銘柄が軒並み急落したのは記憶に新しいが、ここへきては日清紡ホールディングス(3105)がZMPの第三者割当増資を引き受けるなどその周辺が俄かに慌ただしくなっている。再上場申請への期待から動き出している関連銘柄は再度注目する局面といえよう。

自動運転関連を見直す
FVCや日清紡HDなど

2016年12月19日に東証マザーズへの新規上場を予定していたZMPは、上場数週間前になって顧客の氏名やメールアドレスなどを含む9000件を超える個人情報がインターネット上に流出したことが表面化、これを受けて上場を延期し、ZMPの出資先や自動運転に絡む関連銘柄が軒並み値を崩していた。その後、ZMPは問題となった情報セキュリティーの再発防止体制を入念に整備しており、これにメドが付けば上場再申請を行うと見られていた。このようななかで、6月26日には日清紡ホールディングス(3105)がグループのエレクトロニクス事業の中核である日本無線<6751>の技術を自動運転に活用すべくZMPの第三者割当増資を引き受けることを発表、資本増強を再度進めていることからZMPの上場再申請に再び期待が高まっている。2016年の上場延期は個人情報の流出のみで、本業である自動運転への展開には何ら問題がない。それだけに仮に上場が実現すれば関連銘柄は息の長い相場になる可能性がある。ZMPへの出資先ではフューチャーベンチャーキャピタル(8462)が筆頭で、2016年の上場前では株式数は発行済み株数の5.53%にあたる240万株、うち80万株を放出する予定だった。この他ではアートスパークホールディングス(3663)や、アイサンテクノロジー(4667)、ケンウッド(6632)などが再度注目される。

 

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