話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

ソフトバンクに戦い挑むKDDI
◆料金引き下げの影響は?
KDDI(9433)はauブランドで展開するスマートフォン(スマホ)向けの新料金プランを発表した。新たに投入するのは「auピタットプラン」と「auフラットプラン」の2種類で、端末購入割引を廃止する代わりに従来プランと比較して大幅に月額代金を引き下げている。月1ギガバイト以下では1980円になる場合もあり、格安スマホに対抗するのが狙いだが、今回の値下げは格安スマホのなかでも、ソフトバンクグループ(9984)が展開すすワイモバイルを強く意識したものと推測される。格安スマホは通常、携帯大手と異なり店舗を持たず、SIMカードと端末の設定に悩むケースが多いが、旧DDIポケットの流れを組むワイモバイルは元々、有人店舗を都市部を中心に展開しており、購入時でも店舗でサポートを受けれるのが強味となっている。KDDIもUQモバイルで格安スマホを展開しているが、ワイモバイルと同様に専用店舗を展開するとなれば、出店コストがかかることから、今回、主力ブランドのauで値下げに踏み切ったと思われる。ただ、主力ブランドでの値下げによる収益減の影響は不明。2ブランドの棲み分けで柔軟な料金戦略が行えるソフトバンクが現時点では有利とみるが、戦いの結末は今後の決算と株価が証明してくれることになろう。

 

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

Pocket