マーケットの話題~クリスマス商戦に突入

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

今年も11月に入って実質的にクリスマス商戦がスタートした。この数年は、盛り上がりを見せている秋のハロウィーンを引き継ぐ形でクリスマス商戦に突入、一年で最も盛り上がる商戦として米国はもとより、国内でも年末年始の正月商戦へ向けて重要なシーズンになっている。特に今年は上方修正が相次いだ第2四半期までの好調を引き継げるかを占ううえでも、人気商品を扱う企業や小売りセクターなど年末消費に関連する銘柄の動向が注目されそうだ。

任天堂の「スイッチ」増産効果は?

米国では、サンクスギビング(感謝祭)である11月第4木曜日の翌日である金曜日がブラックフライデーと言われ、ここから名実ともにクリスマス商戦に突入、伝統的にこの時期から、スーパーや百貨店、ショッピングモールなどで大々的にセールを行う。ブラックフライデーは日本では定着していないが、近年は同様の時期からクリスマス商戦が盛り上がりを見せている。
クリスマスでの人気商品と言えばゲーム機は外せない。今年は任天堂(7974)の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の動向に注目が集まろう。同社は先の第2四半期決算で毎月160万台のペースで出荷すると発表している。品薄状態が続いていただけに、店頭に商品が並ぶまでに増産されれば、更なる上ブレも期待される。イメージセンサーなどの半導体などが伸びているソニー(6758)はプレイステーション4(PS4)の販売台数も引き上げており、任天堂同様にクリスマス商戦での販売動向が鍵を握る。加えて来年1月11日発売予定のペットロボット「aibo」は予約開始と同時に完売となっている。追加予約分の動向が注目される。クリスマスイベントを開催しているオリエンタルランド(4661)運営の東京ディズニーランドなども注目されよう。

 

 

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