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感染防止関連を狙う
インフルエンザの流行シーズンが到来する。インフルエンザの流行に関しては12月から感染者が増えて1月から3月にかけてがピークになると言われており、感染防止に絡む関連銘柄はシーズンストックとして注目しておきたい。
インフルエンザの感染者がジワリと増加している。東京都の福祉保健局が
11月30日に発表した資料によると、都内419か所のインフルエンザ定点医療機関からの第47週(11月20日から11月26日)の患者報告数は1.86人/定点(週)としており、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えている。今後、本格的な流行が予想されるため、インフルエンザにかからない、感染を広げないための対策を一人ひとりが心がける必要があるとしている。
予防接種以外にも日々の防衛策も必要
インフルエンザの感染防止には予防接種はもとより、うがいや手洗い、マスク着用などへの重要性が高まってくる。このようななかで、関連製品の需要が今後、本格的に拡大しそうだ。関連銘柄では、「明治うがい薬」が絶大なブランド力を誇る明治ホールディングス(2269)や、銅イオンを担持(微量固定)した抗ウイルス不織布を使用のマスク「プロテクシールド」を手掛けるダイワボウホールディングス(3107)と抗ウイルス加工繊維「フルテクト」開発のシキボウ(3109)、スプレーするだけで、鼻や口へのウイルスの侵入を防ぐ「アレルシャット」シリーズを展開するフマキラー(4998)など。
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