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3月決算発表の前哨戦

 春の訪れとともに3月末からいよいよ2月期の通期決算発表がスタートする。2月期決算企業は業種的には小売などのサービス産業が多いが、景気回復を受けての個人消費の伸びや高水準の訪日外国人観光客などに支えられて概ね好決算が期待できる企業が多い。これに加えて個々の企業では年明けからの円高傾向から為替の影響も次期予想を打ち出すうえで少なからず影響をもたらしそうだ。3月決算発表の前哨戦として、好内容が期待できる銘柄を注目していきたい。

先陣はニトリHD

2月決算発表は27日のアークランドサカモト(9842)とニトリホールディングス(9843)からスタートする。ニトリについては18年2月期は通期連結営業利益で前の期比15.4%増の990億円と予想しているが、既存店改装や物流投資、都市部での店舗展開などに絡み販管費が想定超になっている可能性もある。仮に販管費が利益を圧迫したとしても、これらの効果が今後表面化することから次期である19年2月期の予想が期待できる内容になりそうだ。

安川情報はAIなど次期の業績予想に期待

ニトリのあとは30日の安川情報システム(2354)が親会社の安川電機(6506)業績動向を占ううえで注目される。18年2月期は3月から2月期へ決算期変更となったことから単純比較はできないが、連結営業利益では4億5000万円(17年3月期実績8億7800万円)を見込む。開発費など先行投資が利益を圧迫しているが、AIやIoTを活用した新たな取り組みを推進しており、西日本鉄道(9031)グループとは西日本初となるスマートバス停の試験運用もスタートさせている。これら新たな分野が開花することで次期は大幅な増益を打ち出す可能性もある。4月に入れば3日の西松屋チェーン(7545)、4日のアダストリア(2685)、5日のセブン&アイ・ホールディングス(3382)、9日の高島屋(8233)など百貨店も注目される。

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