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訪日外国人客数は最も早いペースで1000万人を突破

 日本政府観光局(JENTO)が5月17日に発表した訪日外国人客数は、今年1~4月までの累計で1051万9000人と、これまでで最も早いペースで1000万人を突破した。5月以降の動向を占ううえで、追い風になりそうなのが、3月下旬の1ドル104円台から直近で110円台と急速に進んだ円安。自国通貨の価値上昇で訪日外国人が更に増える可能性は大きく、主要観光地でビジネス展開するホテルや小売などの関連銘柄には一段の業績拡大が期待されそうだ。

訪日旅行プロモーションの効果も

 4月の訪日外国人客数は前年同月比12.5%増の290万1000人で、これまでの過去最高である2017年7月の268万2000人を突破、4月までの累計でも最も早いペースで1000万人を超えている。JENTOでは航空路線の新規就航や増便、チャーター便の運航に加えて春の魅力を訴求する訪日旅行プロモーションの効果も表面化していると分析している。訪日旅行市場を取り巻く環境は日々変化しているとしているが、
 

円安も追い風
 
 今後の動向を占ううえで注目されるのが円安。3月26日には104円55銭まで円高が進んでいる状況でも訪日外国人客数が伸びているが、直近の110円台は観光客には資金面で余裕が生まれることになる。今後、サマーバカンス向けて日本に訪れる外国人客は更に増えることになりそうだ。

関連銘柄は?

 航空大手2社の日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)はもとより、JALUX(2729)や空港施設(8864)、日本空港ビルデング(9706)の空港施設関連の更なる収益拡大は確実で、土産物では寿スピリッツ(2222)、帝国ホテル(9708)、ロイヤルホテル(9713)、京都ホテル(9723)、世界遺産となった富士山周辺の絡みで富士急行(9010)、関西系では京阪ホールディングス(9045)や近鉄グループホールディングス(9041)などが注目されよう。

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