猛暑関連を先取る!【話題のテーマと狙える銘柄】

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例年以上の猛暑?

 米国の通商政策が依然不透明となるなかでは、物色の方向性は内需関連株が選好される傾向が強くなる可能性がありそうだ。そのなかでシーズン的に注目したいのが猛暑に絡む関連銘柄。既に5月は春ながらも連日猛暑思わせる日が多く、6月は梅雨入りで蒸し暑い日が続き、その先は例年以上の猛暑となる状況が予想される。暑い夏となれば、エアコンや飲料はもとより様々需要を喚起するだけに、恩恵を享受する内需関連企業をシーズンストックとして先取りしておきたい。

気象庁の予報では?

 気象庁の向こう3カ月(6~8月)の暖候期予報では、太平洋高気圧とチベット高気圧が日本付近に張り出すと予想され、二つの高気圧が西日本付近で重なると、高気圧が安定して西日本を中心に高温・乾燥した状態が続くこともあるとしている。東日本、西日本とも平年より気温が高い確率は50%としており、今年の夏は猛暑となる可能性が高そうだ。

ビール大手3社は筆頭

 猛暑に絡む消費関連の筆頭はやはりサッポロホールディングス(2501)やアサヒグループホールディングス(2502)、キリンホールディングス(2503)のビール大手3社。この数年は高アルコール度数の製品を各社投入するなど新たな需要喚起も図っており、B-R サーティワン アイスクリーム(2268)や江崎グリコ(2206)、森永乳業(2264)、明治ホールディングス(2269)など冷菓を扱う食品メーカーを含めてシーズンストックとして見逃せない。

エアコンも特需

 猛暑が予想されれば早めに購入の動きになりそうなのがエアコンでダイキン工業(6367)や富士通ゼネラル(6755)、三菱重工業(7011)のメーカーや空調部材で強みを持つ因幡電機産業(9934)やセントラル空調機器でシェア4割弱を占める新晃工業(6458)など業務用空調でも特需が期待されそうだ。

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