中小型の低位材料株を狙う【話題のテーマと狙える銘柄

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞
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内需に絡む銘柄が選好

今週から欧米投資家がクリスマス休暇に入ることから市場全体の商いは低調となり、ハイテクや自動車などの外需大型株は見送られる可能性が高くなりそうだ。そのような状況下で目先的には、1部では中小型、2部やマザーズとジャスダックの新興銘柄を中心にテーマに乗る個人投資家好みの低位材料株の中から値動きの良いものが物色のターゲットになる。米中貿易摩擦の着地点も不透明な中では、その中でも内需に絡む銘柄が業績面での不安がなく選好されよう。

大阪万博関連での狙い目は?

2部銘柄ではテーマ的に賑わったのが2025年の大阪万博関連銘柄。開催決定前後では桜島埠頭(9353)や杉村倉庫(9353)の地元企業が保有不動産の絡みで賑わったが、今後は万博開催後のIR整備も視野に入れて設備や工事に絡む銘柄が調整一巡後のターゲットになろう。遊戯機械大手で過去の受注実績では三精テクノロジーズ(6357)が狙い目か。

配車アプリも話題

万博のようなインパクトはないものの、ここへきてサービス普及へ動きだしてきたのがタクシーの配車アプリ。ディー・エヌ・エー(2432)が次世代タクシー配車アプリ「MOV」で乗客の利用料金が無料となる「0円タクシー」の走行を開始。台湾最大手タクシー企業である台湾大車隊と配車アプリによる相互の海外配車サービスで提携した大和自動車交通(9082)は12月6日にストップ高に買われた。インバウンド需要を喚起するうえでも配車サービスの普及は今後も更に進むことが予想され株価上昇も一過性にはならないだろう。

ARも様々な動き

新たなサービスでは専用のメガネなどを使って人間の視覚に文字や画像といった情報を融合するARも様々な動きはでている。NTTドコモ(9437)と、5GとARスマートグラスを活用したドローンの遠隔支援などの実証実験を行うサン電子(6736)やARの構築支援サービスを行うサイバネット(4312)が注目される。

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