材料株や好需給銘柄へ冷静に対処【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞
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高寄りのあとジリ貧

 22日の東京市場は反発、ただ、日経平均はわずかに9円高です。前日の欧米株高を受けて買い先行で始まりましたが、高寄りのあとは戻り売りに押されジリ貧の展開でした。大引けでは辛うじてプラスを維持しましたが、円が強含んだことで前場後半からさらに下げ幅を縮め、後場に入るとマイナス圏で推移する時間帯もありました。ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演内容を確認したいとして買い手控えられ、東証1部の売買代金概算は1兆7275億円と閑散商状が続いています。

中小型材料株も急速に値を消す

 日経平均は5日線をキープするなど下値は堅く、前場段階では個別株物色も活発でした。ただ、後場中盤からは人気を集め高値圏にあった中小型材料株が利益確定売りに急速に値を消し、中にはマイナスに転じる銘柄も散見され、マザーズ指数やジャスダック平均はマイナスで引けています。資金の逃げ足の速さは認識していましたが、きょうの売り急ぐ動きは予想を超えていました。ただ、全般下値を売り込む状況にはなく、あす以降も短期資金は材料株や好需給銘柄に向かうと考えられ、ここは冷静に対処したいと思います。

Wスコープを買い戻す

 ピックアップ銘柄ではカプコン(9697)が反落ながら底堅く、実質最高値をうかがう動き。短期値幅取り候補ではブシロード(7803)は大幅高のあと引けにかけ売られましたが、上昇基調は崩れておらず、今やマザーズ市場をけん引する中核銘柄となっており、切り返しのタイミングを待ちです。手間いらず(2477)やマーケットエンタ(3135)も同様に追撃買いのタイミングを見極めたいと思います。一方、ショートでは前日ストップ安のWスコープ(6619)を一段安場面で買い戻しました。




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