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今年はラニーニャ現象

7月に入り気温が急速に上昇してきた。目先的には梅雨の通過とともに本格的な夏が到来するが、今夏はラニーニャ現象から更なる猛暑が予想されており、関連銘柄はシーズンストックとしてチェックしておきたい。
2010年以来の猛暑再来
気象庁が6月24日に発表した向こう3か月(7月から9月)の予報によると、3か月平均で東日本では平年より高い確率が50%、西日本で高い高い確率が60%、沖縄・奄美では高い確率が70%と西日本以西では平年より気温が上昇する可能が高まっている。同じく気象庁が6月10日に発表したエルニーニョ監視速報では、2014年夏に発生したエルニーニョ現象は2016年春に終息したとみられるとし、今後の見通しとして夏の間にラニーニャ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高いと指摘している。過去、記録的な猛暑となった2010年はエルニーニョ現象の終息後に、ラニーニャ現象が発生、その年の8月は「観測史上最も暑い1カ月」と呼ばれるほどの厳しい猛暑となった。過去の経験則から2016年も厳しい暑さになる可能性が高そうだ。
恩恵大きいビール3社
猛暑となれば、季節商品が売れて消費が拡大することから、景気や株式市場にはプラスに働くことになる。猛暑に絡む消費関連の筆頭はサッポロホールディングス(2501)、アサヒグループホールディングス(2502)、キリンホールディングス(2503)のビール大手3社。
加えて夏の定番はアイスクリーム。アイスクリームチェーン「サーティワン」をFC展開するB-R サーティワン アイスクリーム(2268)や江崎グリコ(2206)、森永乳業(2264)、明治ホールディングス(2269)などの冷菓を扱う食品メーカー。
設備ではダイキン工業(6367)や富士通ゼネラル(6755)、三菱重工業(7011)のエアコンメーカーや空調部材で強みを持つ因幡電機産業(9934)。セントラル空調機器でシェア4割弱を占める新晃工業(6458)なども業務用空調でも特需が期待される。

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