話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

この日は、いわゆるポケモン関連株が賑わう一方で、カジノ関連株が騰勢を強めてきた。ユニバーサルエンターテインメント(6425)はフィリピンでのカジノ開発を材料にストップ高まで買われ、テックファーム(3625)もストップ高、日本金銭機械(6418)やオーイズミ(6428)を含めて幅広い銘柄が買い進まれた。カジノに関しては、これまで幾度となく論議されてきたカジノ合法化へ向けての動きが改めて注目されている。ギャンブル依存症への懸念などから、法案成立が数度にわたり先送りされてきたが、先の参院選では、カジノ合法化を推進してきた自民党やおおさか維新の会が議席を伸ばした。消費税10%増税の先送りや人口減少で将来的な税収の伸びが期待薄のなかで、カジノが合法化されれば新たな税収が見込める。加えて複合型リゾート施設の建設となれば、外国人旅行者の取り込みも期待される。不安要因がクリアされれば、憲法改正よりもカジノ合法化のほうが成立のハードルは低い。目先的には超党派の「IR議連(国際観光産業振興議員連盟)」による会合で次期国会で法案提出の論議がなされるかが注目される。カジノ関連ではくろがね工作所(7997)やマミヤオーピー(7991)まで値を飛ばしており、大阪府や大阪市が誘致に意欲的なことから地域的な思惑で桜島埠頭(9353)まで買われている。今回も毎度のことながら期待が先行しているが、仮に法案が成立するなら、ポケモン相場以上に大きなテーマになりそうだ。

Pocket