話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

3月期決算期企業の第1四半期(4~6月)決算発表がスタートした。6月24日には一時的に1ドル99円08銭まで円高が進んだこともあり、輸出関連企業への業績不安が台頭したが、106円前後まで売られた現状の為替動向を考慮すればその懸念は薄らいでいる。個別で決算内容を吟味したうえで、今後活躍が期待できる銘柄を選別してみたい。

~ポイントは為替の影響~
第1四半期決算発表は20日の安川電機(6506)からスタートしており、7月の最終週は27日に日産自動車(7201)やファナック(6954)、任天堂(7974)、富士フイルムホールディングス(4901)、アドバンテスト(6857)、28日にはソフトバンクグループ(9984)や村田製作所(6981)、富士通(6702)など主要企業が続々と決算発表を行う。決算発表では為替の影響をどこまで反映させるかが焦点になる。因みに2月決算企業では、魚群探知機や電子海図など船舶用電子機器の世界大手である古野電気(6814)が第2四半期以降の為替レートを1ドル110円から100円へ、ユーロは125円から110円に修正し、通期予想を連結営業利益で19億円から9億円(前期比69.1%減)へと大幅に下方修正している。業種や業態によって為替の影響は様々だが、輸出系企業では為替レートを変更してくるところもでてきそうだ。但し為替は現状、1ドル106円前後で推移しており、為替レートを大幅に修正したとしても、業績面で過度に不安が高まるリスクは少ないかも知れない。

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