話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

テレワーク推進などが追い風

 3月期企業の通期決算発表が本格化してきた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての自粛長期化から小売や製造業を問わず多くの企業が下方の修正を余儀なくされ、次期の業績予想についても開示を行わない企業が相次いでいる。そのような中で、好調を維持しているのがネットワーク構築やソフト開発などを手掛ける情報サービスの企業群。感染防止に絡むテレワークの推進や業務効率化が急務となるなかで、ペーパーレス化やクラウド移行などに絡む受注が増えている。

システム更新などの受注が拡大

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や国内での緊急事態宣言による営業自粛と外出自粛が業種を問わず多くの企業に影響を与えている。そのような中で、4月下旬からスタートした3月期決算発表でも多くの企業が前期業績を早々の下方修正、次期予想も開示を見送る企業が続出し衝撃を与えている。その様な中で、好調な決算となっているのが情報システム関連で、これまでテレワークを重視していなかった企業などからシステム更新などの受注が拡大しているようだ。

関連企業は?

 その筆頭がオービック(4684)。統合業務システム「OBIC7」は中堅企業からのニーズが高く、前20年3月期は前の期比14.0%営業増益で今期予想の453億円(前期比4.8%増)もアナリストサイドでは上振れが指摘されている。
 SIから保守まで一貫して手掛ける大塚商会(4768)も前期は10.2%営業増益となり、今期予想の637億円(前期比2.4%増)が最低ラインの数値と見てよさそう。9月期決算ながらTKC(9746)は第2四半期累計(10月~3月)で営業利益は69億9100万円(前年同期比49.4%増)と大幅な増益となり、通期予想の95億3000万円(前期比2.0%増)は上振れが濃厚。この他では旭情報サービス(9799)なども好決算を発表している。

Pocket