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安近短の国内旅行と冷感アイテム

 名実ともに7月相場に突入した。この時期に話題となるのが、サマーストックに絡む銘柄。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、旅行に関していえば、海外への渡航制限や小中学校の夏休み短縮などの影響で、長距離移動を控える動きになることが予想され、今夏の消費行動は例年と大きく変わることになる。それでも今年は猛暑の予報であることから、アフターコロナ下でも夏を快適に過ごす上で新たな需要が生まれることになる。コロナ下での夏関連銘柄を探ってみた。

平年より「高い」見込み

 気象庁地球環境・海洋部が発表した向こう3か月(6~8月)の天候の見通しでは、北日本では「平年並か高い」見込みながら、東日本と西日本では平年より「高い」見込みとなっている。6月下旬は豪雨に見舞われたが、梅雨明けから一気に気温が上昇して今後は猛暑日が続出可能性がある。 7月はボーナスシーズンでもあり消費は伸びやすい傾向にあるが、今年は感染の影響で、昨年から大幅ダウンは避けられない。感染防止から長距離旅行も敬遠される可能性が高く、安近短がキーワードになりそうだ。

国内旅行に強味を持つKNT-CT

 どの旅行大手各社も創業来の業績悪に見舞われているが、その中で、近畿日本ツーリストを傘下に持ち国内旅行に強味を持つKNT-CTホールディングス(9726)は安近短のニーズを取り込める可能性が高そうだ。テーマパークでは既にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が先行して営業を再開し、京阪ホールディングス(9045)運営の周辺ホテルも宿泊者増が期待されるが、今後は東京ディズニーランド・シーの営業再開となれば、オリエンタルランド(4661)や筆頭株主の京成電鉄(9009)が改めて注目されよう。そして、ファーストリテイリング(9983)ではユニクロが6月19日から発売開始した「エアリズムマスク」が即日完売した。冷感マスク含めて新たな夏アイテムで業績を伸ばす企業も話題になろう。

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