台風シーズン到来【話題のテーマと狙える銘柄】

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ニーズ高まる気象予測

 記録的な猛暑のピークが過ぎ去り9月から10月に向けては秋の台風シーズンが到来する。人々の関心は新型コロナウイルスの感染拡大に集中しているが、7月3日から31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨「令和2年7月豪雨」の大被害は記憶に新しく、感染よりも災害による命の危険性の高さを再認識させられた。台風の発生から進路予測を的確に把握して、防災意識を高めることが必要で、マーケットでもこれに関連する企業を注目したい。

台風の規模が大きくなru

 ウェザーニューズ(4825)による2020年の台風傾向の予想では8月~10月は太平洋熱帯域でラニーニャ現象やラニーニャ気味の影響から7月までは少なめだったが、8月以降は台風の発生が増え、シーズン全体として台風発生数は例年並みの26個前後になると予想している。9月以降に偏西風が南下してくることで、台風が本州へ向かう進路が多くなるとしているが、年々、台風の規模が大きくなり、それに伴い被害も大きくなっていることから、これまで以上に警戒感を高める必要がありそうだ。

ウェザーニューズは個人向け拡充

 ウェザーニューズは個人向けの配信コンテンツの拡充策が奏功ひ、前20年5月期連結営業利益で11.5%増益を達成し、今期も増収増を達成した。株価も上場来高値を更新しており、気象情報サービスの重要性が株価に反映されている。

ALiNKやエコモット

 昨年12月に東証マザーズに新規上場したALiNKインターネット(7077)は日本気象協会と業務提携し、天気予報専門サイト「tenki.jp」を運営、台風などの災害リスクへの関心の高まりから、閲覧数を伸ばしている。エコモット(3987)は現地の風速データを計測・集計し、気象情報を加えた、AIによるピンポイント気象予測を実現した「気象データ予測システム(AI)」を手掛けている。

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