5日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比65円79銭安の2万8864円32銭で引けた。4日に行われた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が主催するイベントでパウエル議長が金利に対して具体的な言及がなかったことから、再び長期金利が上昇し、ハイテクの構成比率が高いナスダックを筆頭に大幅に下落、東京市場もこれに追随する動きで前場は一時621円安超にまで下げ幅を拡げたが、黒田総裁がこの日の衆院財務金融委員会で、長期金利の変動幅の拡大に関して言及したことを受けて急速に戻す動きになった。
個別では稀元素、マネックスG、オイシックスラ大地、日立造船、日本エンタープライズ、シルバーライフ、ひらまつは値下がり率上位に売られ、ファーストリテや東エレクも安い。半面、昭光通商、リコー、サインポスト、東芝テック、シチズン時計が値上がり率上位に買われ、ソニーやキーエンスも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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