12日の東京市場(大引け)

東証|企業速報 証券市場新聞

12日大引けの東京市場は6日続落、日経平均は前週末比479円00銭安の1万7218円96銭で引けた。
3連休中のNY市場や中国市場など海外市場の軟調を嫌気、原油価格の安値基調や117円台の円高も引き続き不安視されている。個別ではダイトやピエトロ、イオン、タカキタ、モバクリなどが値下がり率上位に売られており、みずほ、三菱UFJなどの金融、日立や三菱重なども売られている。半面、さくらインターネット、コア、ジェイコム、栄研化などが上がり率上位に買われている。

週明けのNY市場は前週末比52.12ドル高で引けたものの、戻りの鈍さは否めない。また、為替が11日に1ドル116.68円まで円高が進んでいることも輸出関連が引き続き売られる要因になっており、原油価格を含めて、これら不安要因が落ち着くことが底打ちの条件になるかも知れない。日経平均では1万7000円を割れれば昨年9月29日の安値1万6901円49銭が意識されるが、さくらインターネットなどフィンテック関連の大幅高が全般相場に明るさをもたらすなど、昨年ほど悲壮感は漂っていない。国内には大きな不安要素はないことからキッカケ次第では反騰する要素もある。

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