18日大引けの東京市場は3日続伸、日経平均は前日比63円49銭高の1万6963円61銭で引けた。週明けのNY安や1ドル103円後半まで円高基調であることを嫌気して朝寄り後は安い場面もあったが、売り一巡後は買い戻しからジリ高基調。
個別ではアデランス、M&Aキャピタル、MrMax、日本M&A、パスコ、ミロク情報、トクヤマ、日特塗料、大建工業、大東健が値上がり率上位に買われ、日産自も高い。半面、船井電機、戸田建設、ファインデックス、共立メンテ、テクノプロHD、キャリアリンク、WDB、SRGタカミヤ、昭光通商は値下がり率上位に売られた。
この日は人民元基準値が元高方向へ設定されたことも安心感につながった。上値を追う材料に乏しいものの、まとまった売りも見当たらないことから引けにかけて引き締まる動きとなった。引き続き為替動向と決算発表を睨みながらの個別物色となりそうだ。
証券市場新聞