24日大引けの東京市場は反発、日経平均は前週末比49円83銭高の1万7234円42銭で引けた。20日までの6連騰後による短期的な過熱感や本格化する決算発表を控えて、前週末引け値水準での揉み合いが継続、後場からは若干強含みで推移した。
個別では前沢工、VOYAGE、ジャフコ、日鋳鉄管、東海運、ファーストロジ、安田倉、福島工業、蛇の目が値上がり率上位に買われ、大成建も高い。半面、マイクロニクス、RSTECH、アイコム、サクサ、新東工、Br.HD、WSCOPE、Fブラザーズ、新日無H2Oリテイルが値下がり率上位に売られ、富士通も安い。
後場には一時前週末比60円高超まで買われる場面もあったが、その後は小幅レンジでの値動きに終始、引けにかけて引き締まる動きとなった。決算発表シーズンに加えて、明日はJR九州の上場を控えていることもあり、エネルギー不足の市場環境では一気に上値を追い難い状況でもある。一方、大きく下押す状況でもなく、まとまった売りがないかなかでジリ高歩調となっている。
証券市場新聞