10日の東京市場(大前引け)=急反発、日経平均は前日比1092円88銭高

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10日大引けの東京市場は急反発、日経平均は前日比1092円88銭高の1万7344円42銭で引けた。米大統領選をめぐる懸念が後退、前日の米株高や円安反転に加え、あす11日に株価指数オプションとミニ日経平均先物11月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いも入り、指数を押し上げた。
個別では竹内製作、大和工 、東海運、ヤマシンフィルタ、山一電、トランザクションが値上がり率上位に買われ、トヨタや日立、三菱UFJなども高い。半面、コロプラ、ワコム、明治HD、NOK、ミツバ、物語コーポ、シークスは値下がり率上位に売られた。
日経平均は前日の下げ分(919円安)を上回る急反発となったが、東京外国為替市場で円相場が1ドル=105円台半ばに下落したことで、輸出株に見直し余地が広がった。また、9日に2カ月半ぶりの高値を付けた米ダウ平均などに対する出遅れ感もあり、一段高が期待できる状況になった。

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