9日大引けの東京市場は4日続伸、日経平均は前日比230円90銭高の1万8996円37銭で引けた。為替が1ドル114円央と円安基調であることやNY株高を受け主力を中心に一段と上値を追う展開で、1月4日にザラ場で付けた1万8951円12銭を抜き年初来高値を更新した。
個別ではダイジェット、アーク、エーザイ、ニチユ三菱、富士石油、スバル興、トクヤマ、三益半導が値上がり率上位に買われ、日立やJX、ファーストリテなども高い。半面、安永、アジア投資、太平洋発、テクノスジャパン、マネパ、シーイーシー、アドソル日進も値下がり率上位に売られている。
後場からも強調展開が続き一時は1万9000円台を回復、ファーストリテイリングなど指数構成銘柄が買われることで指数を押し上げている。目先的に大きな不安材料はなく、来週はFOMCの動向を注視することになる。
証券市場新聞