15日大引けの東京市場は8日続伸、日経平均は前日比20円18銭高の1万9273円79銭で引けた。米FOMCでの利上げ決定後に1ドル117円台まで円安が進行、これを受けて輸出関連を含めて幅広い銘柄で買いが先行したが、その後は利益確定売りに値を消す動きで、後場から再び買い直された。
個別ではファーストロジがストップ高、アクリーティブ、日マイクロニクス、パイオラックス、さが美、トムソン、太陽誘電、APカンパニーが値上がり上位に買われ、三菱自動車も高い。半面、サニックス、ヤーマン、エンシュウ、アゴーラHGは値下がり率上位に売られている。
一時、日経平均は前日比で183円超値上がりしたが、その後は過熱感への警戒からマイナスへ転じる場面もあった。適度な調整を求める向きが多いが、押し目を拾う動きも活発化しており、力強い相場が続いている。
証券市場新聞