21日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比398円93銭安の1万6017円26銭で引けた。
前日のニューヨーク市場が一時500ドル安超まで売られ後に戻したことから、前場は買い戻しの動きとなっていたが、後場からは再度売り直される展開。個別ではサイバネット、CMK、さが美、寿スピリッツ、安川電、クックパッドなどが値下がり率上位に売られており、日立や三菱UFJなども安い。半面、ウェルネット、ソフトバンクテク、電硝子、ベル24HDなどは値上がり率上位に買われている。
20日のナイトセッションでは225先物で1万6000円割れまで一時的に売られていることから、これを意識して先物の動きに左右され易い展開になっている。為替は前日に115円96銭を付けており、一段の円高懸念も払拭されてない。引き続き今晩の海外市場を睨みながら神経質な動きが続きそうだ。
証券市場新聞