11日大引けの東京市場は4日ぶり反発、日経平均は前日比63円23銭高の1万9364円67銭で引けた。
為替が1ドル116円台まで円安方向になったことを受けて輸出系を中心に買い戻しの動き。
個別では日本カーボンが一時ストップ高、パルグループHD、オルトプラス、アーク、川田」TECK、GSIクレオス、東洋炭素、メガチップス、エンシュウが値上がり率上位に買われ、東芝や宇部興産も高い。半面、サイバーコム、DLE、ケンコーマヨ、PCIHD、GMOPG、ベクトルは値下がり率上位に売られた。トランプ米大統領の就任演説を控えて警戒感があるものの、円の弱含みが安心感に繋がっている。ツイッター上での個別企業などへの呟きが不安の要因ながら、具体的な政策が改めて示されれば、買い材料につながる観測もあり、この日はポジティブな雰囲気に傾ているようだ。
証券市場新聞