7日大引けの東京市場は3日ぶり反落、日経平均は前日比65円93銭安の1万8910円78銭で引けた。
為替が1ドル111円台まで円安が進んだことを嫌気して自動車など輸出系を中心に売られる展開。
個別では、マイクロニクス、ツクイ、ケーヒン、ニチコン、GMOクラウド、ジャストシステム、エムアップ、西松屋チェ、HUG、クリナップが値下がり率上位に売られ、トヨタや三菱UFJも安い。半面、ディスコ、ノーリツ鋼機、レック、スミダ、ケミコン、ティア、福山運、タカタは値上がり率上位に買われている。
後場からTOPIXで一時プラス圏へと浮上し、下げ渋る場面も見られた。日銀によるETF買い観測があるうえ、日米首脳会談までは強弱感が対立し、過度に売られた場面では押し目を拾う動きもある。今週一杯は膠着状態が続く可能性がある。
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