5日大引けの東京市場は続伸、日経平均は前日比33円11銭高の3万8831円48銭で引けた。
4日のニューヨーク市場ではトランプ大統領がカナダとメキシコへの関税発動を延期したことで、米中貿易問題の打開を巡る楽観的な見方が台頭し、3指数揃って反発したことを好感し、朝寄りでは3万9000円を回復したが、現在はデフレではなくインフレとの植田日銀総裁の発言を意識して追加利上げの思惑から円高が進行、戻り売りに値を消したが大引けにかけて戻した。
個別では、東精密とプロトコーポがストップ高、イリソ電子、テスホールディングス、バンダイナムコ、タカラスタンダード、パナソニックHDは値上がり率上位に買われ、川崎汽船やホンダも高い。半面、イビデンがストップ安、コムチュア、中国塗料、Vコマース、VIPROGY、横河電、平河ヒューテックは値下がり率上位に売られ、ニチレイや三菱電も安い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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