２８日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比２１７円２８銭高の１万９２０２円８７銭で引けた。為替が一時、１１０円８２銭まで弱含んだこともあり前日の急落の反動から買い戻しの動き。
個別では沢藤電機がストップ高、デザインワン、メディシス、新日本電工、日本精線、日鉄鉱業、アジア投資、ＷＤＢ、トランザクション、日電子が値上がり率上位に買われ、パナソニックや日立も高い。半面、エアーテック、小林洋行、ＯＣＨＩ・ＨＤ、すかいらーく、ライトオン、ＭＵＴＯＨ－ＨＤは値下がり率上位に売られた。
週明けのＮＹダウは安く引けたものの、売り一巡後は下げ渋る動きで、過度な不安が後退、３月決算期末の権利取りの動きも指数の上昇に貢献したようだ。トランプ大統領の今後の政権運営については賛否両論があがり、為替の動向も楽観視できる状況でもない。過度な下値不安も後退したが明日の権利落ち後の動きをまずは見極めたい。
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