29日大引けの東京市場は小幅続伸、日経平均は前日比14円61銭高の1万9217円48銭で引けた。NYダウの急伸と、1ドル111円台まで円が弱含んだことを好感、電力株を筆頭に買われる展開。
個別ではイーブックがストップ高、沢藤電機は一時ストップ高となり、ウィルグループ、北の達人、インターアクション、関西電力、ブレインバッド、保土谷化も値上がり率上位に買われた。半面、明和地所、丸三証券、山下医科、クロップス、テクノメディカ、コタ、紙パル商は値上がり率上位に買われている。
この日は終始小動きとなったが、権利落ち分の130円程度を考慮すれば、全般は堅調な推移といえる。米国の好調な経済指標などでNY市場と為替が落ち着いたことが安心感につながったが、一段の戻りには新たな支援材料が必要かも知れない。
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