15日大引けの東京市場は続落、日経平均は前週末比14円05銭安の1万9869円85銭で引けた。為替が一時1ドル103円トビ台まで円が強含んだことやミサイル発射による北朝鮮への地政学リスクのリスクの再燃を嫌気、売り一巡後は下げ渋る動きとなった。
個別では川田TECH、石原産、名村造船、ヴィアHD、新川、日新電、エコナックHD、グンゼ、ナカノフドーが値下がり上位に売られ、東京電力HDやりそなHDも安い。半面、野村不HDがストップ高、WDB、大倉工、アミューズ、市光工業、酒井重、フルキャストHD、大真空、KHネオケムは値上がり率上位に買われた。
北朝鮮をめぐる動きや世界的なサイバーテロなど地政学リスクが懸念されたが、好業績銘柄物色は旺盛で、小幅安にとどまった。4月中旬以降、一貫した上昇基調が続いていたことから、日柄調整的な動きとの認識が強いようだ。
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