5日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比49円28銭高の2万0081円63銭で引けた。6度目の核実験を北朝鮮が行う可能性が高いと韓国国防省が伝えたことを受けて、為替が一時1ドル112円台まで円高が進展、これを受けて前場は100円安超まで売られたが、後場からは日銀のETF買い観測で戻す動き。
個別ではサクサ、フォーカスシス、サニックス、ランド、スミダ、船井電機、サイバーコム、酒井重が値上り上位に買われ任天堂やトヨタも高い。半面、芦森工業、enish、トーセ、川西倉庫、大光、土木管理、ボルテージは値下がり上位に売られた。
この日も北朝鮮の報道に振り回される動きだったが、韓国市場が落ち着いた動きをしていたこともあり、過剰反応との認識が拡がったようだ。個別では2部を中心に低位株の売買が活発、日立も高値を更新するなど幅広い銘柄が物色されている印象があり、相場の雰囲気は悪くない。
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