21日大引けの東京市場は3日ぶり反落、日経平均は前日比44円84銭安の2万0099円75銭で引けた。為替が1ドル111円80銭台と強含みで推移していることや前日のNYダウ下落を受けて様子見の動き。
個別ではタカタ、モバファク、Vコマース、HIS、ブロードリーフ、インテージ、フィックスターズ、マクロミルが値下がり上位に売られ、ソフトバンクやファーストリテも安い。半面、エンプラスが一時ストップ高、ゲンキー、山一電機、サンワテクノス、安川電機、サカタインクス、ヨシムラF・H、シンフォニア、都競馬は値上り上位に買われた。
指数的には上値の重い展開になったが、上方修正を発表した安川電機の動きを象徴するように好業績銘柄への物色意欲は強まっている。週明けからは3月期決算発表が本格化してくることから、この日の安川電機の動きは他の主力企業の発表にも期待が持てることになりそうだ。
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