31日大引けの東京市場は小幅ながら続落、日経平均は前週末比34円66銭安の1万9925円18銭で引けた。為替が一時1ドル110円30銭台まで円高が進んだことをうけて様子見気分の強い展開。
個別では協栄産がストップ安、新日無、アドヴァン、ソフトブレーン、新日本理化、クボテック、北越工、OKIが値下がり上位に売られ、ファナックも安い。半面、日本金属、エムアップ、椿本興業、エスリード、日本ゼオン、フォスター電機は値上り上位に買われた。
円高気味の為替やソフトバンクの下落が圧迫し、指数は終始小動きで推移したが、それでも日立やトヨタなどの大型株の一角はしっかりで、全般相場は底堅いともいえる。好調な決算発表の一方で、8月相場はパフォーマンスの悪さも指摘されており、買いを手控えている投資家も多いようだ。
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