8日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比59円88銭安の1万9996円01銭で引けた。朝寄りは小幅続伸で始まったものの、買い一巡後は指数構成銘柄での小口売りに押され2万円割れまで値を下げた。
個別ではウェルネット、日機装、船井電機、デンヨー、トラスコ中山、アイスタイル、福島工業、TOW、東邦鉛が値下がり上位に売られ、ソフトバンクや三井住友も安い。半面、ルックがストップ高、日製鋼、KLab、ニチバン、ジャストシステム、ワールドHD、アルコニックス、CEHD、カーバイドは値上り上位に買われた。
NYダウの連日高値を受けて続伸が期待されたものの、買い一巡後に上値の重さが確認されると利益確定売りに値を下げた。目先的にも大きな経済イベントもなく手掛かり材料難の中で引き続き揉み合い基調が続きそうだ。
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