9日大引けの東京市場は大幅続落、日経平均は前日比257円30銭安の1万9738円71銭で引けた。米政府当局者の話として、北朝鮮が小型化した核弾頭の製造に成功したとの分析を国防省国防情報局がまとめたと海外メディアが報じたことを受けて地政学リスクが高まった。
個別ではアーレスティ、田淵電機、セントラルSP、SUMCO、TDCソフト、アルプス技研、日本エスコンが値下がり上位に売られ、トヨタや任天堂も安い。半面、ステラケミがストップ高、ノジマ、新電元、ゲオHD、加賀電子、ロート製薬、レオン自、GSIクレオス、メックは値上り上位に買われた。
為替も1ドル109円台まで円高が進み、日経平均では久々の大きな下落となった。明日の225オプションSQを控えて先物での仕掛け的な売りも指数を押し下げた感がある。3連休を控えて明日も手仕舞い売りが予想されるが、仮に深押しとなれば値頃感も高まりそうだ。
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