28日大引けの東京市場は小反落、日経平均は前週末比2円71銭安の1万9449円90銭で引けた。指数はプラスに浮上する場面もあったが、後場からは極めて狭い値幅で推移した。
個別では石川製作、コジマ、邦チタニウム、ボルテージ、ルック、堺化学、クボテック、共英製鋼、大阪チタが値下がり上位に売られ、三菱UFJやトヨタも安い。半面、ヤマシンフィルタ、HIS、エフテック、アルコニックス、鳥貴族、サイバーリンク、土木管理、島精機は値上り上位に買われている。
この日は小動きに終始した。先週末はジャクソンホールでの金融当局者の発言が関心を集めていたが、市場の動きを左右する内容はなく、手掛かり材料難。ただ、為替も109円前後から一段の円高にならない限り輸出系の好業績基調に変化はなく、下値を拾う動きは活発化している。
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