2日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比44円50銭高の2万0400円78銭で引けた。
先週末のNY高や1ドル112円台後半と円が弱含んでいることを受けて輸出系の一角や精密などを中心に堅調な展開。
個別では住石HD、トーセ、ミタチ、TYK、ネクステージ、ホクリョウ、田淵電機、ワタベ、合同製鐵、BMLが値上り上位に買われ、任天堂やファナックも高い。半面、アダストリア、OKAYA、安永、コロプラ、ハニーズ、wismetta、パイプドHDは値下がり上位に売られた。
この日は小動きに終始した。9月の日銀短観で大企業製造業の業況判断DIは四半期連続で改善したことも支援材料となった。選挙に関しては枝野氏による新党結成が伝わり、民進党が事実上分裂する結果になり、与党による過半数確保の可能性が高くなったことも安心感になっているようだ。ただし、10日の北朝鮮建国記念日に絡んで警戒感があり、上値を追うにも材料難との指摘もある。
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