10日大引けの東京市場は6日続伸、日経平均は前日比132円80銭高の2万0823円51銭で引けた。米株高の一服を受け売り先行でスタートしたが、北朝鮮の挑発行動がなかったことなどから、前週末まで下げていた銘柄に押し目買いが入り次第に上げ幅を広げた。
個別では豊和工業、モリテック、双信電機がストップ高、アルテック、ダントーHD、パソナ、シュッピン、フルキャストHD、船総研HD、キリン堂HDは値上がり上位に買われ、トヨタやソフトバンクG、キーエンスも高い。半面、神戸鋼と神鋼商事がストップ安、エスクローAJ、ペッパー、アインHD,任天堂、しまむらは値下がり上位に売られた。
この日は朝鮮労働党創立72周年の記念日を迎えたが、北朝鮮から挑発行動の気配がないことで後場から指数は強含みで推移した。衆院選については調査機関の世論調査で自民優位が伝えられており、安倍政権継続の可能性が高まっていることも安心感に繋がっているようだ。
証券市場新聞 https://marketpress.jp/