12日大引けの東京市場は8日続伸、日経平均は前日比73円45銭高の2万0954円72銭とこの日も安倍政権発足以来の高値を付けた。NYダウが引き続き高値を更新したことや世論調査で与党圧勝が伝えられたことが指数を押し上げた。
個別では豊和工業がストップ高、コシダカ、システムリサーチ、enish、青森銀、ペッパー、サイゼリヤ、丸文、ジューテックHDが値上り上位に買われ、ソフトバンクや東エレクも高い。半面、パルグループ、プレナス、ダイト、津田駒、コジマ、三井金属、PCデポ、住石HD、ヒトコムは値下がり上位に売られた。
2万1000円目前で伸び悩んだものの、ソフトバンクなど指数構成銘柄の買いに支えられ下げない相場展開が続いている。与党圧勝の世論調査通リになれば来年の総裁選で続騰が決まり、安倍首相の長期政権の道筋が見えてくることも支援材料となっているようだ。ただ、明日のSQを節目に一旦は調整も必要かも知れない。
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