16日大引けの東京市場は10日続伸、日経平均は前週末比100円38銭高の2万1255円56銭とこの日も高値更新。先週末のNYダウとナスダックの高値を好感、金融を筆頭に主力株が指数を押し上げている。
個別ではショーケースTVとSKジャパン、豊和工業がストップ高、セントケアHD、DDHD、双信電機、三栄建築、オーバルは値上り上位に買われ、任天堂やソフトバンク、神戸製鋼も高い。半面、東洋電、住江織物、トウキョウベース、ヨシムラ・F・H、ジューテックHD、北の達人、クリレスHD、ネオスは値下がり上位に売られた。
米韓軍事演習による北の挑発懸念や神戸製鋼不正行為による納入先の影響を不安視する向きもあるが、主力株への買いは衰えずこの日も上値追いとなった。ジャスダックやマザーズ指数のマイナスが象徴的で物色は1部の主力に集中、過熱感も指摘されるが、先週からの流れは変わっていない。
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