18日大引けの東京市場は=4日続落、日経平均は前日比211円57銭安の1万6724円81銭で引けた。為替が17日に一時1ドル110円65銭まで円高が進んだことを嫌気し、輸出系を中心に幅広い銘柄が売られた。
個別ではマネパG、トランスシティ、日機装、宮越HD、エプソン、SUMCO、寿スピ、日本電波が値下がり率上位に売られ、三菱UFJやみずほ、日立、IHI、野村なども安い。半面、ワイエイシイ、JUKI、SI、enish、メディアドゥ、ベル24HD、ミマキエンジ、海洋掘削、日本トリムは値上がり率上位に買われている。
この日も為替の円高基調を背景に軟調な展開が続いた。NY市場高や原油相場の安定から大きく崩れる動きにはなっていないが、週明けも為替相場を睨みながら神経質な展開が続きそうだ。
証券市場新聞