17日の東京市場(大引け)

ワールドマーケット|企業速報 証券市場新聞

17日の東京市場は大幅続伸、日経平均は前日比303円65銭高の1万9353円56銭で引けた。米FOMCが市場の予想通り約10年ぶりに利上げを発表したことで目先の不安要因が後退、これを受けて幅広い銘柄に買いが入り、トヨタやソニーを筆頭に優良株を中心に上昇、前場は一時前日比で457円超高い場面があったが、その後は利益確定売りにダレる展開となっている。イエレン議長の声明では、今後の利上げペースが緩やかなものになるとの内容だったことから、市場に安心感が広がっている。ただ、日経平均は一時、今週の安値から1000円近く上昇したことから、さすがに短期的な一服は仕方ない。クリスマス休暇も控えており、目先的には一進一退の動きも想定される。

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