日経平均は3日ぶりに大幅反落
日銀ETFの買い入れ枠めぐり乱高下
18日の東京市場は大幅反落、日経平均は日比366円76銭安の1万8986円80銭と3日ぶりに大幅に反落し、前日の上げを帳消しにした。前場は米株式の下落や目先の利益を確定する売りに小安く推移していたが、後場に入って日銀が金融政策決定会合で、上場投資信託(ETF)の買い入れ枠を3000億円追加したことが伝わると大幅高に転じ、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。ただ、その後はETFの買い入れ枠追加の目的が日銀がかつて買い入れた株式の売却に伴う市場への影響を打ち消すための措置であることから、株価刺激効果を疑問視する見方が広がり、急速に値を消した。取引時間中の高値と安値の差は900円に迫る乱高下となった。