1日大引けの東京市場は4日続落、日経平均は前日比594円51銭安の1万6164円16銭で引けた。為替が一時1ドル112円トビ台まで円高が進んだことから、輸出系を筆頭に幅広い銘柄が売られている。
個別ではパナソニック、だいこう、東映、伯東、サイバーリンクス、タキヒョー、サイバネット、アイスタイルが値下がり率上位に売られ、みずほ、三菱UFJ、東芝、日立なども安い。半面、中越パ、マネパG、アイロム、トヨタ紡績、トクヤマは値上がり率上位に買われている。
3月の日銀短観の下ブレで投資家心理が悪化したところに、円高と先物に絡む売りで下げが加速した。今晩には米雇用統計の発表を控えていることも様子見気分を強めている。
証券市場新聞