19日大引けの東京市場は大幅反発、日経平均は前日比598円49銭高の1万6874円44銭で引けた。為替が1ドル109円台まで円安に進んだことやNY高や原油価格の下げ渋りも追い風となり、買い戻しの動きを強めた。
個別ではCEHD、日本通信、アイフィスジャパン、新日本化学、新日本理化、イオンファン、シーイーシー、サクセスHD、ツガミが値上がり率上位に買われ、みずほ、三菱UFJも高い。半面、若築、アウトソシング、日コンクリ、不動テトラ、ライト工は値下がり率上位に売られている。
この日は終始強い動きとなった。ただ、商いは薄く1万7000円を抜くにはエネルギー不足は否めない。今後本格化する企業決算や為替の動向を睨みながら次なるキッカケを待ちたい。
証券市場新聞