7日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比95円42銭高の1万6675円45銭で引けた。週明けのNY高や為替が1ドル107円台央まで円安が進んだことから買い戻しの動きで後場から上げ幅を拡げた。
個別では宮越HDがストップ高、Vテク、ピジョン、ランド、フリュー、住友精化、FESCO、JIN、学情、Vコマースが値上がり率上位に買われ、三菱UFJ、東芝、川重も高い。半面、クミアイ化、あさひ、鳥貴族、ブレインバッド、日本化薬、東海理化、関西スーパーは値下がり率上位に売られている。
イエレン米FRB議長の講演での発言で月内の利上げ観測は後退したが、為替の落ち着きとともに買い戻しの動きとなった。ただ、一気に買い上がるには材料不足で国内での政策面での後押しが必要となりそうだ。
証券市場新聞