1日大引けの東京市場は続伸、日経平均は前日比66円50銭高の1万6635円77銭で引けた。一時1ドル101円台まで円高が進んだことを受けて朝寄りでは200円超売られる場面もあったが、売り一巡後は買い戻しの動き。
個別では虹技、ミロク情報、セーレン、ジーテクト、みらかHD、オーイズミ、ぐるなび、クボテック、FCC、日特殊陶が値上がり率上位に買われ、三菱UFJや三井住友も高い。半面、ウシオ電、ミライトHD、きんでん、サノヤス、FPG、NEC、パナSUNXは値下がり率上位に売られている。
為替が102円台に円安方向となると買い戻しの動きとなった。ソフトバンクやファーストリテなど指数寄与度の高い銘柄や業績発表に絡む個別物色と電線地中化やカジノなどのテーマ株物色。ただ上値を積極的に追う状況にもなく、夏枯れ相場の色彩を増している。
証券市場新聞